海の上を歩く - レインボーブリッジ遊歩道
レインボーブリッジの遊歩道に行ってきました。
レインボーブリッジが徒歩で往来可能であることを知ったのは数年前でしたが、当時は"じゃあ行こうか"とはならなかったんですよね。一人で橋渡って何が楽しいんじゃいという感じで、特にモチベーションも湧かないまま忘れられた豆知識になっていました。
ですが今だと写真モチベが高止まりしているので、そういうところにも足を運ぶ気になるというわけですね。カメラ一台で報酬系グチャグチャになりすぎだろというのはこの一年ずっと思い続けてます。
まあ直近で行きたいなと思ったのは海全般だったので、別にレインボーブリッジでなくても良かったんですが。流石に都外にはまだ出られないなぁと思いつつ、東京湾を平野側から眺めるのは色んな所でやっているので一捻りしたいなと思った結果のレインボーブリッジです。
橋に来ると大体この構図をやりますね。下から広角で撮ってうにょーんと伸びてる感じの。
レインボーブリッジの芝浦埠頭側にあるぐるぐる回るスロープと、その奥に広がる品川方面のビル群。南側の遊歩道から見えます。
遊歩道は南側北側と2ルートあって、往復して両方のルートを通ればいいかな~と考えてました。が、正直なところ南側は芝浦埠頭側だけ見れば十分だった気がします。大して景色が変わらないんですよね……。
しかも当然ながら結構な距離があるので、走り込みをされてる人々は難なく往復しているんだと思いますが、単にボケーッと見に来ただけの自分は往復する気にはならず往路だけで帰っちゃいました。
ただ、途中で南側と北側の遊歩道を行き来できる通路が登場します。お台場の近くまで来てようやく見つけた通路でしたが、もしかすると芝浦埠頭側にもあったのかも?
北側は新橋-汐留から田町あたりまでが北西方面に広がっています。更にお台場のそばまで来ると道が北側に折れ曲がっていく都合でレインボーブリッジの吊橋部分がはっきり見えるので、そういう意味でも北側遊歩道の方が見応えあったんじゃないですかね。結局この通路が見つかるまで南側をずーっと進んでいたので、隣の芝が青く見えているだけかもしれませんが。
この時はもう日が完全に沈んでいました。トワイライトってやつですねこれ。
流石に広角で撮ると何写してるんだかわからんので、望遠レンズに取り替えて東京タワー付近を撮影。橋が振動するのでブレてるんだかブレてないんだかさっぱり分からん状態でしたが、まあ……どうでしょうね。アンダー目に撮ったとは言え時間帯が時間帯なので、シャッタースピードを確保するためにISO感度もそこそこ上げる必要があって何ともかんとも。
数分おきに写真を撮っていきましたが、ビルの明かりが目立つようになってから急激に暗くなっていきました。
「平日だと残業するビジネスマンのおかげでオフィスビルの明かりが点いて、都心の夜景はより綺麗になる」というあまりに世知辛い話を以前見かけたことがあるんですが、よくよく考えるとコロナ起因で導入されたリモートワークが今後部分的にでも残存することになると、変な話以前の平日ほどの夜景って二度と戻ってこないんじゃないですかね。戻ってこないほうがいい景色のような気がしますけど。
ついでに持っていったアナモルフィックレンズで撮った写真はこちら。流石に何回かやってるので慣れましたが、画像引き伸ばしてシネスコつけてと手間がかかります。 一応動画も撮ったので以前撮ったのと纏めて放出したいんですが、ジンバル持ってないので手ブレが中々厳しい。アナモルフィックレンズ買った時「ジンバル買います!w」みたいなこと言ってた気がするんですけど、どうなったんでしょうかねホント。
海に行きたいというぼんやりとした欲求はこれで解消された、と言いたいところですが解消されてないんですねこれが。そら海の上ではあるけど海行った感は0なので……。 ここはここでもちろん面白かったですが、いつかまた改めて海を目指しましょう。梅雨明け後のクッソ晴れた日とかに行って溶解した生命体になりたい。
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