七色のスカイツリー (2021)
何か詩的な書き出しを記事の一番最初に持ってくるとエモエモでオシャンティーな感じになるんだろというのは分かってるんですが、そんなのを素直にできるならこの歳まで逆張り限界キモオタクやってねえんだよなぁという気持ちに今なっています(逆張り書き出し)。
つい先日スカイツリーに行ったのでその写真と、ついでに今年入ってからスカイツリーを主題として撮ろうとした写真を纏めて記事にします。
あれだけ目立つ建物だと浅草辺りはもちろん上野とか、ともすれば豊洲辺りの臨海部まで離れていても視界の開け方と角度を合わせると割と地上から見えます。なのでそういう場所に行って偶然見つけてはつい撮ったりするんですが、そういうのは行った場所に紐付けて公開したいところですね。
一枚目からほど近いところで撮った写真。ビルの入り込みが無くなった一方で夕日が柵と被ってしまうので一長一短感。
まだ明るくてライトアップが相対的に弱い時間帯のスカイツリー。背後の店舗の明かりや非常口の誘導灯などが反射してかなり映り込む場所なので、それを全部避けようとすると相当難しい……というか立ち位置変えるだけだと無理じゃないですかね。この写真も左側のムラみたいの(雲と地上の境界あたりで縦に伸びている縞)は多分映り込みなんじゃないでしょうか……。
曇天の下にある七色のてっぺん、オレンジ色の夕焼け。スカイツリーの全景を収めるのも難しく、焦点距離10mmのレンズ+縦構図で撮っても結構ギリギリでした(窓枠が写らない程度に少し引けばもう少し余裕がある?)。
夕焼けは地平線のラインが若干下過ぎたかとも思うんですが、まあ空の部分も雲のおかげで奥行きが何となくわかりますしこれでいいかという感じですね。
2つ上の写真と近い構図で、もう少し暗くなったところを撮影。正直見た感じをそのまま出せているのは左の方です。右は露光時間を長く取ったもので、そのせいで夕日の部分とか若干白く飛んじゃってますが夜景部分はぼちぼち分かりやすくなってるんじゃないかなぁと思います。というかスカイツリーの色が何だかよく分からん組み合わせですねこれ。
ちなみに右の写真について、一箇所あまりにも露骨にガラスの反射が写り込んいたのでそこだけ Lightroom のスポット修正で消しています(自白)。しかしTwitterではそれに気づかず反射が写り込んだ状態の写真を上げちゃっていますので、間違い探し感覚で比べてみてください。
先日の写真はここまで。ここからは今年撮ったスカイツリーの写真を並べていきます。
若干オーバーラップしていますがスカイツリーの天辺を白黒で。これを撮った日は皆既月食があるはずだった日で、超望遠レンズをえっちらおっちら運んで視界が開けた場所で月を待ち構えていたんですが、一向に晴れなかったんですね。せっかく運んだんだから何か撮らなきゃという謎のもったいない精神が働き、ちょうど見えていたスカイツリーを撮ったという流れです。
更に別の日。スカイツリーとイーストタワーの位置から何となく想像つくかと思いますが東南東くらいの方向にある十間橋からの一枚。ライトアップされたツリーが川に反射する夜景で有名な場所ですね。何で昼に撮ってんでしょうかこの人。
10mmの縦構図だと反射ツリー含めても若干余りますね。14mmくらいが一番収まり良いんでしょうか。
更に更に別の日。スカイツリー関係ない写真混じってるけど何ですかこれはと詰問されそうですが、荒川と中川の間を通っている首都高の真下に位置している歩道です。右の写真の通り河川敷の植物が被ってはいますが、目の前が荒川でまっさらなので、スカイツリーと夕日のペアを撮りやすいポイント。まあこの日は別にこの2つが特別な重なり方をする日とかではなかったんですが。
自分の記憶が正しければ、この辺りの写真はスカイツリーをシルエット風に撮ろうとしたものです。が、いざそれをやろうとすると露出をかなり合わせにくくて……というのが左の一枚。流石にこれじゃ何も分からんわということでもうちょっと明るく撮って、現像で良い感じを目指そうとしたものが右の一枚。下側を段階フィルタで持ち上げているので、撮影時にハーフNDとか使うともっとノイズが少なく済むのかなーとか思ったり。
というわけで、今年上半期で撮ったスカイツリーの写真纏めでした。最後は荒川にかかる橋の上からの写真。今度行くときは事前に日の入りの角度とかを確認してから行った方がいいですね。
去年のスカイツリー写真もまだあるので、次はそれを纏めましょう。
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