七色のスカイツリー (2020)

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前回は今年(の上半期)に撮ったスカイツリーの写真を纏めたので、今回は去年撮ったスカイツリーの写真を纏めます。

いきなり身も蓋もない話ですが、スカイツリーを特別に好んで撮るのかというとそういうわけでもないなと思っています。"良い感じにシンプルでない建築物だし、デカくて目立つから被写体にするかな"くらいのぼんやりした感じ。東京のシンボル的な面をしてはいますが特にそこには惹かれず、クソデカ建築物・人工構造体としてのツリーには興味があるといったところです。
東京のシンボルとして撮ろうと思うのは、東京タワーの方なのかなと自分の中では思ってます。この前のレインボーブリッジで撮った写真のように、都市夜景の中に混ぜて"東京で撮ってます"感を出すみたいな……。とはいえキッズの頃東京タワーに行っていたか・頻繁に見ていたかというと別にそういうわけでもないですし、そういう原体験がない状態でなぜシンボルとしてスカイツリーではなく東京タワーに肩入れするかはよく分かりません。単純に建ってからの年数で判断してるんですかね。

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上の写真2枚は ISO 8000 だとか 10000 だとかで撮った写真です。天辺の光源周辺にノイズが見えますね。タワー下部をそれなりの露出で撮ろうとすると、どうしても頂部は白飛びしがち……。

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別の日。展望台と更にその上をアップで撮った写真。
PCケースやゲーム機とかでもスケルトンな筐体の方が好きなオタクくんとしては、タワーの鉄骨構造がちゃんと見える(変な外壁などで覆われていない)のは良いねぇとなります。

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登って展望台で撮った写真。ミニチュア感というか生きてない街っぽさというか、特に左の写真は人類全員滅んでそうな空気があっていいなと思っています。
ところで、写真を撮るようになってから高所恐怖症が大分収まったような気がします。昔はこういった高層建築は当然のことながら、建物内の吹き抜けに面した手すりなんかも「壊れたら死ぬ」という不安が生じやすく、そうなってしまった時の忌避感はかなり強かったんですね。そんなこと言い出したらビルの側に立つのも地下に潜るのも全部クリティカルな部分が壊れたら死に得るし、世の中無理なことだらけやんけという気はするんですが……まあ地に足がついてないことによる浮遊感みたいなものが不安を誘発していたのかも。
しかし写真を撮るようになって、そういった危ない(と思い込んでいる)場所に立つ目的意識が生まれたからなのか、カメラが自分とその情景の間に挟まるようになったからなのか、極端な恐怖を抱くことはなくなりマイルドな不安感を持つ程度に落ち着いています。不安は不安なんですけど。

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徐々に沈む太陽。徐々に現れる富士山。関東で写真を撮るとして、富士山と夕日の組み合わせで撮ろうとすると間違いなく富士山が逆光になってシルエットを出待ちする感じになります。東西南北色んな方向から色んなタイミングで撮りたいですね。

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タワーの足元から望遠で見上げた写真。七色に光るゲーミングスカイツリー。
色によって印象は結構異なりますが、赤はおどろおどろしく、橙黄色はまあ日中とそこまで変わらず、寒色に寄ればSFチックになります。ついでに緑のツリーは何か……竹かな……みたいな感じになります。

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また違う日ですが、夜のツリーを遠方から撮るとこんな感じ。
周りに高い建物がないですし、空が明るい日中と比べて夜だと余計にライトアップされてる頂上部分が浮きますね。紫の塔頂部が妖しく見える。

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日付が変わる辺りでライトが消されるとこうなりました。ライトアップについてググったところ深夜に新色のライトアップを試してたりするらしいですが、まだそこまでの時間帯ではなかったからか、この時はタワー下部で小さなライトがぽつぽつ付いてるのみ。整列した星みたいですしこれはこれで綺麗に見えたのを覚えてます。

そういうわけで、去年のスカイツリー写真でした。もう少し雲量がある時に再度登ってみたいですね。というか前回の記事を書く直前に行った時がまさに雲量も十分あり夕日も出ていて良い感じだったので、あのタイミングで登る選択肢もあったなと今になって気づきました。まあそうするとソラマチからの写真は撮れなかったでしょうから、どちらの選択肢が良かったかというのは分かりませんが……。